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自販機ロケ新規開拓のサポートで脚光 『環境総合提案』事業を積極化
(ベンディングジャーナル 平成16年5月号) |
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最近、自販機ロケーションの新規開拓時のサポート事業で大変注目されている企業がある。アートファクトリー玄X(本社東京都渋谷区、代表・杉村総一郎氏)は、昨年より、飲料メーカーやオペレータの新規自販機ロケーション開拓を側面からサポートする『環境総合提案』事業・支援サービスを、首都圏及び近畿圏を中心に本格的に開始し、今年は更なるカを入れていく。
近年、特に自販機を取り巻く環境は激変し、散乱防止を目的とした空容器の分別回収及び回収後のリサイクル、自販機の省エネ化や京都議定書を睨んだ設置規制といった環境対応に始まり、周囲への景観対応等種々の課題が集中的に浮上している一方で、パーマシンの低下や手数料高騰化による採算悪化、自販機ロケの飽和化も継続課題としてある。この中で、飲料メーカー、オペレータ共に手数料や協賛金競争を中心とした従来型のロケ開拓営業に頼らざる得ず、その競争は一層の俄烈化を極め、継続的悪循環に陥っているといっても過言ではない。 飲料メーカー・ロケオーナー・消費者三者各々のメリットを提案 こういった状況のもと、アートファクトリー玄は、従来の自販機新規ロケ開拓とは一線を画した自販機設置の新たな切り口を提案する『環境総合提案』にて、確実に成果をあげつつある。『環境総合提案』を担う企画事業部を統括するプランニングディレクターの須永氏によると、業務進行における基本的な考え方は、飲料メーカー/オペレーターとロケオーナー、そして自販機を利用する消費者といった自販機に関わる異なる立場の三者に対し如何にメリットを出すかをプランニングの中心に踏まえ、その上でパーマシンアップや、環境対応等を絡めていくとのこと。自販機はあくまでも自動販売の機能として捉え、とりわけ設置の最終決定権をもつロケオーナーへのメリットを主体に、そのロケが求める空間特性に如何に自販機を有機的に統合させられるかがポイントとなる。ロケオーナーの殆どが自販機及び周辺環境、更には自らのビジネスとの関係において、種々の潜在的課題(集客カの低下、売上げの伸び悩み、空容器の散乱、景観対応等)を持っており、これらの課題に対し、飲料メーカー/オペレータのロケ開拓の営業担当と共に、『ロケオーナー、にとってのメリット』を企画提案していく。勿論、ロケ先には病院、社員食堂、各種公共施設等、インドア/アウトドアを問わず、様々な空間があり、各施設にあったニーズに細かく対応していく。 最近の実績では、ロケオーナーの事業にとっての集客アップ、飲料メーカー/オペレータ等に対するパーマシンアップ、消費者には安らぎや憩いの場を提供し、三者各々にメリットを与える理想的で且つ、必然性を伴った自販機ロケーションを成立させ、昨年の第13回自販機ロケーションコンテストにおいて準大賞も受賞している。 |
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