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景観調和と街の楽しさとは何か
(自販機リポートVEND 平成18年1月刊 第29号) |
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わが国初の景観に関する総合的な法律、景観法が平成16年12月17日に施行された。以来、自販機を含めたあらゆる街の構成物は「美しい街づくり」の視点からそのあり方を見直されている。そもそも景観調和とは何か。何を残すべきで何を変えるべきか。美しい街とは何か。今後の景観調和のあるべき姿について探る。
街の魅力の再発見が美しい景観の第一歩 神子 平成16年12月17日に景観法が施行されてから1年余りが過ぎました。改めて立法の主旨を振り返ってみますと、同法第一条に、その(目的)が、こう記されています。 これからの自販機設置は発想の転換が必須 神子 さて、そういった景観法時代にあって、自販機はどういう方向に進むべきなのか。自販機コーナーの企画設計で自販機ロケーション大賞・準大賞(日本自動販売機工業会選定)を幾度も受賞されている「アートファクトリー玄」社としては、どうお考えですか? |
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自販機業界は街づくりに積極的に関わるべき 杉村(荘) 日本の自販機が景観問題で云々されるのは、おそらくこれほど屋外で発達した国が無いからでしょう。屋外設置だけで、清涼飲料が150万台に、タバコが40万台ですか。その他も合わせると屋外だけで250万台ほどの自販機が設置されているという、こんな国はほかにありません。 街づくりをめぐり意見を交わすこと自体が大切 杉村(荘) 「自販機は地域の空間に欠くべからざる社会的な装置、道具である」という認識に立ったプロデュースの仕方が、業界に求められているということでしょうね。それも、個々の街並みや建物に個性的な彩りをもたらすものとして。先ほどお話した病院の自販機コーナーみたいに、わびしくなってしまうものではなくてね。(笑)利用者が「こんな自販機空間がここにあってよかった」と魅せられるほどのチャーミングな存在を目指してほしい。 |
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