自販機月間実行委員会は、平成18年度「自販機月間」(主催:日本自動販売機工業会、日本自動販売協会、日本自動販売機保安整備協会、全国清涼飲料工業会)の実施事業の一環として実施した「第16回自販機ロケーションコンテスト」の選考会を開催し、厳正な審査の結果、ロケーション大賞を2点、準ロケーション大賞を4点決定した。
ロケーション大賞は平成3年に創設され、デザイン、色や設置方法、使い易さなどに創意工夫を凝らし、周囲の景観や雰囲気と調和し、また、楽しさを醸し出している自販機ロケーションに授与されてきた。
今回のコンテストには、全国から33のロケーションが推薦された。
選考基準は、「景観や雰囲気との調和」「楽しさの創造」「社会貢献」となっている。
大賞に選ばれたのは「コウノトリ支援自販機」ロケーション(兵庫県豊岡市)と「東京パークサイドビル」ロケーション(東京都江東区)。
「コウノトリ支援自販機」ロケーションは、豊岡市が取り組む『人と自然が共生する心豊かの地域づくり』に連動して設置されたもので、自販機前面にコウノトリを描いた楽しいデザインとし、売上金の一部は『コウノトリ基金』に寄付されている。また、上部に太陽光パネルを装着し、環境にも配慮している。
「東京パークサイドビル」ロケーションは、夜遅くまで仕事をするオフィスワーカーが多いオフィスビルにあって、『落ち着いて息抜きと歓談ができるスペースつくり』をコンセプトに設置されている。利用者の視点に立った空間演出、テーブルなどの備品やフレームの色調、最高など細やかな点に配慮がなされている。
準大賞には、「復刻堂自販機」ロケーション(兵庫県加西市)、「スーパー銭湯君津の湯」ロケーション(千葉県君津市)、「レッズランド」ロケーション(埼玉県さいたま市)、「多摩動物公園」ロケーション(東京都日野市)が選ばれた。
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